子どものデイケア(保育園や学童保育など)界ではおなじみの制度です。
定員の枠外に「障害児枠」が設定されていて障害のある子は優先して入ることができる制度と思っている人が多いのですが、それは間違い。
「両親が就労などの理由で日中保育に欠け」ていなくても障害のある子だったら入れるという誤解さえありますがこれももちろん間違い。
飽くまで定員の枠内に「この園には障害のある子が◎人まで入ってもよい」という人数を設定してあるというもので、そこにたまたま沢山の障害のある子が入ってしまった、という事態を避けるための方策なのです。つまり、むしろ障害のある子が入園できる数を制限する、場合によっては、障害があるゆえに入園を断ることができるための仕組みなのです。
定員の枠外に「障害児枠」が設定されていて障害のある子は優先して入ることができる制度と思っている人が多いのですが、それは間違い。
「両親が就労などの理由で日中保育に欠け」ていなくても障害のある子だったら入れるという誤解さえありますがこれももちろん間違い。
飽くまで定員の枠内に「この園には障害のある子が◎人まで入ってもよい」という人数を設定してあるというもので、そこにたまたま沢山の障害のある子が入ってしまった、という事態を避けるための方策なのです。つまり、むしろ障害のある子が入園できる数を制限する、場合によっては、障害があるゆえに入園を断ることができるための仕組みなのです。
今ではそのことについては大きな問題を感じずにはおれませんが、はじめてこの言葉を聞いた時の私の印象は「障害のある子が普通の社会資源を利用するのってもう世間的には当たり前のことになってんのね」という安堵感、どちらかというと好意でした。電車のホームの電光掲示板に「ベビーカーや車いすをご利用のかたはホームの傾斜にご注意ください」なんて出ると、昔は電車に乗ろうとするたびにビックリされてひと悶着あったものなのにね……と同じような心境で安心してしまい「注意しろって前にホーム柵早く設置しろよ!」とツッこむ気持ちがヘナーと萎えてしまう……それに似ています。私は甘い。
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