p.50 17.ステージモデル

 なにかひとつのテーマについて発生から結末までの時間軸に沿って踏む典型的な(標準的な)プロセスのこと。一番最初に私が思い出すのが、よく生命保険のパンフレットにイラストつきで掲載されている「人生のステージモデル」です。「◎歳入社」→「◎歳結婚」→「◎歳出産」→「◎歳住宅購入」→「◎歳お子さま進学」→「◎歳定年退職」→……よくもここまで言い切るなあ、と潔すぎて文句を言う気にもなれません。



 医療に重要な影響をもたらしたと言われるステージモデルで有名なものに、スイスの精神科医キューブラ・ロスさんの「死の受容ステージモデル」があります。

 死を宣告された患者が、死ぬということを受け入れるまでのプロセスを示したもので、①否認 ②怒り ③取引 ④抑うつ ⑤受容という段階を踏むとされています。

 ロスさんは、このステージモデルを死を迎える人に寄り添う医療者が意識して適切なケアをすることに活用するために考案したことから、インド・コルカタの「死を待つ人の家」のマザー・テレサさんとともに、今日のホスピス(終末医療)の発案者と称されています。

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