小学校に入学する半年くらい前に行われる健康診断。私立小学校に進学予定の子にも特別支援学校に行くことが決まっている子にも新一年生になる子どものいる全家庭あてに健診の通知が来ますが、参加は強制されていません。「学校保健安全法第三節 健康診断」によって自治体により実施されます。会場は学区の小学校。統合教育を訴えてきた人たちは「最初の分断」と見なして廃止を求めたり、不参加を呼びかけたりして来ました。
生まれた時、いやお腹にいる時からの「早期発見」が進んだ今、このタイミングで障害を「発見」されることはまずないので、今では「発見」という消極的な態度ではなく「狩り」の様相を呈して来ているという話も聞きます。医師ではなく現場の教職員が「問題のありそうな子ども」に目をつけて「就学相談に行ってはどうか」と勧めるのです。賢明な親は「言いがかりをつけられた」と腹を立てて抗議してことなきを得るのですが、子育てに自信を失っていたり、何かトラブルを経験したことがあり悩んでいたり弱っている親は受け入れてしまうこともあります。
この傾向はエスカレートしていて、在学時になると、教職員が保護者に「就学(転学)相談」を通り越して「医療機関の受診」を勧める、というケースも増えていると聞きました。
生まれた時、いやお腹にいる時からの「早期発見」が進んだ今、このタイミングで障害を「発見」されることはまずないので、今では「発見」という消極的な態度ではなく「狩り」の様相を呈して来ているという話も聞きます。医師ではなく現場の教職員が「問題のありそうな子ども」に目をつけて「就学相談に行ってはどうか」と勧めるのです。賢明な親は「言いがかりをつけられた」と腹を立てて抗議してことなきを得るのですが、子育てに自信を失っていたり、何かトラブルを経験したことがあり悩んでいたり弱っている親は受け入れてしまうこともあります。
この傾向はエスカレートしていて、在学時になると、教職員が保護者に「就学(転学)相談」を通り越して「医療機関の受診」を勧める、というケースも増えていると聞きました。
私は「就健」はあってもいいと思います。問題なのは「就健の使い方」です。それは「環境(学校・教育)のほうが、どこを調整すれば、今年のこの多種多様な子どもたちひとりひとりが不利益なく、この場所で学び育ち、響きあえるか」備えるための情報提供。そう目的を限定する、これを持って別学・転学を勧める根拠にすることを禁止する、という但し書きを施行令に銘記すればいいことだと思います。
そうはいっても半世紀近くの間、たくさんの子どもを傷つけ、その権利と社会が叶えられたであろう沢山の可能性を奪って来た経緯と“ 就健 ”という言葉に押された烙印、目にする人が感じる不快感を考えれば、名前を変える必要はあるかも知れませんね。
※学校保健安全法は
下記のURLで読むことができます↓
下記のURLで読むことができます↓
0 件のコメント:
コメントを投稿