p.245 85. アピール文

※下記、アピール文全文です。↓

JDF地域フォーラムin東京 アピール
「骨格提言」に基づく新法制定は私たちの悲願!

 昨年8月末、総合福祉部会が提出した「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」は、個人、団体、組織、あらゆる立場、主義主張の違いを乗り越えた総勢55名の構成員の総意としてまとめられたものでした。この骨格提言は、国連の障害者権利条約及び国と自立支援法訴訟団との基本合意に基づく「あるべき姿」でした。またそれは、これまで障害種別によって分断したり、されたりしがちだった我々をひとつにする「希望の光」であり、誰も排除しない、されない、インクルーシブな社会への「道しるべ」でした。
 しかし、この骨格提言を受けて作成され、2月8日の総合福祉部会に提示された厚生労働省案は、我々に希望の光ではなく、「失望の闇」と「怒りのパワー」を与えるものでした。私たちの願いと大きくかけ離れた厚生労働省案を、このまま政府案として成立を目指すことは、権利条約の批准の妨げになり、基本合意を反故にすることになりかねず、とうてい納得できるものではありません。
私たちは訴えます。
  • 不平等、不公平、人権軽視を見過ごさぬことを。
  • 社会の端っこに追いやられた、声なき声、届かぬ声、秘めた想いに寄り添い、手を差し伸べることを。
  • 大震災と原発事故で人生が一変した仲間たちに想いを馳せることを。
私たちは誓います。
  • 再び分断し、自分勝手、独りよがりの要求に終始しないことを。
  • 常に「誰の何のためか」に立ち戻り、「あるべき姿」という「大局観」を見誤らず歩み続けることを。
 施行されて以来「障害を個人の問題」と迫った障害者自立支援法。これによって傷つけられた私たちの尊厳の回復が果たせるものは、この骨格提言に沿った新法の制定であり、それは、ようやく見えてきた社会モデル転換へのスタートラインなのです。
このスタートラインを後退させることなく実現するために、私たち障害者は次のことを政府、厚生労働省に強く求めます。
1. 骨格提言を最大限に尊重した新法の制定を!
2. できない、やらない理由を100個あげつらうのではなく、どうすれば実現できる のか、その方法を1つでも考え、私たちと共に歩む努力を怠らず実行することを!
Nothing about us, Without us!
2012年2月25日
JDF地域フォーラムin東京参加者一同
JDF地域フォーラムin東京実行委員会
(JDF日本障害フォーラム ホームページhttp://www.normanet.ne.jp/~jdf/seminar/20120225.html より転載)

0 件のコメント:

コメントを投稿